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TEL. 0173-34-4334

〒037-0046 青森県五所川原市字栄町119

 

図書館からあれこれ

桜のイラスト平成26年3月
「さようなら」

 いつからか覚えていないくらい前から「あれこれ」を書かせていただきました。3月末でどうにか定年にたどり着きますので私はこれでお別れです。長い間どうもありがとうございました。
 卒業、転勤、定年いずれにせよ春は別れの季節です。でも春でよかったですよ。冬の前なんかだともっと暗くなってしまいます。これから暖かくなるころだから耐えられるのです。
 そして刷新もまたよきかな。何時までも同じじゃいけません。この文章も別のタイトルになって別の職員が書けばリフレッシュすると思いますよ。これからは自宅のパソコンで読者として見させてもらうのが楽しみです。
 五所川原市立図書館も伊藤忠吉記念図書館も偶然とはいえ郷土の先輩の善意で寄贈された図書館です。とても幸運な図書館だと思います。故郷の子供たち1人1人に本をあげても読み終わってしまえばおしまいです。まして同じ本だったら、その時の子供が大きくなればリサイクルされるのが関の山です。でも図書館はずっと地域に根付いていきます。
 そうそう大きな木のように。葉をつけ花をつけ、虫や鳥や獣を住まわせ成長していきます。
 木のような図書館、いいですね。木はいろいろな実をつけます。歴史も自然科学も郷土資料も児童図書もみんな必要です。嵐の日はかくまってくれるし(何か困った時必要な本が見つかるかも)、晴れた日はお日様に背伸び(大きな気分になれる本だってありますよ)、枝ではしごを作り(本をヒントに起業する)、皮を煎じてお薬に(読書は心のストレスを取り除く)にもなるのです。
 大きな木になれば手入れも必要です。枝葉はたっぷりほしい(いい本を読んだけど置き場所が無い方はすぐ図書館に寄贈しましょう。自費出版なさった方もぜひ図書館にいただきたいです。できるだけ新鮮なうちに!)。けど、茂りすぎたら切らなくちゃ(汚破損した本、内容が古びてしまった本などは除籍したり、書庫にいれたり)。ただし、いい枝は残します(後世に伝えるための本、郷土資料の保存も大事です)。時には接ぎ木や受粉もいいですよ(いい方向に改革しなくちゃ)。そしてもちろんいい木はそこに集う皆さまが快適に平和に過ごせる場所でありたいですね。
 と言うわけで、図書館はこれからも大空目指して伸びていくはずです。私は役目を終えたのでこれからはよき利用者、ささやかな応援団として図書館を見守って行きたいと思います。ありがとうございました。さようなら。




人のイラスト平成26年2月
「目できき かぐ 鼻でみて きく 耳でみて かぐ」

目できいたり鼻でみたり耳でかいだりすることはできないが感じる事はできる。
読書に親しみ創造力を養い自然と触れ合い感性を磨く。
人々と交流を重ね経験を積みやさしさとおもいやりのあるこころ豊かな人間でありたい。

 「目できき かぐ 鼻でみて きく 耳でみて かぐ」この言葉を聞いた時ものすごく新鮮に感じたのです。えっ?と思いますよね。目はみるだし、鼻はかぐ、耳がきくでしょって。ふざけているのではなく作者は「目できいたり、鼻で見たり、耳でかいだりすることはできないが感じることはできる」というのです。そうですよね。いい音楽を聞いた時美しい景色が目に浮かんだり、花の匂いがしたりしませんか?人間の五感は動物に比べてものすごく鋭くはありません。でも感じる心はとても豊かです。
 目はみるだけではない。鼻はかぐだけではない。耳はきくだけではない。もっともっとすばらしいことができると作者は言っています。目はみるだけよりも、目できき かぐこともできる方がずっと物事の本質をとらえることができます。
 さらに「読書に親しみ創造力を養い自然と触れ合い感性を磨く。」「人々と交流を重ね経験を積みやさしさとおもいやりのある心豊かな人間でありたい。」と言っています。この読書に私はぐっときたのですが・・・。読書に親しめば創造力(想像力も)がつくし、自然と触れ合えば感性が鋭くなります。やさしさとおもいやりのあるこころ豊かな人間、こういう人に私はなりたいんだと作者は言っています。「雨ニモマケズ」みたいでしょう?押しつけがましくないです。あなた、こういう人になりなさいではありません。自分がこういう人になりたいなのです。
 創造力を養い、感性を磨く、交流を重ね、経験を積み努力して、偉くなりたいとかお金持ちになろうとかではありません。感性を高め努力した先にあるのは理想の自分なのです。
 いいでしょう、これ。私は今年、こういう生き方がしたいなあと思いました。




馬のイラスト平成25年12月「来年は午年です」

 新しい年の干支は午です。それで、馬について書きたいと思いました。馬は車が発明されるまでずっと人間の乗り物でした。今でもオリンピックに馬術競技がありますし、競馬は天皇賞だ、なんとか賞だと熱くなる方もたくさんおられます。そして馬術競技の馬も競馬の馬もちゃんと名前がありましたよね。多分、馬は走る機械ではなく、同僚や戦友的な存在だったのではないでしょうか。
 さて、その中で日本史上有名な馬をご紹介しましょう。「生唼(いけずき)」「磨墨(するすみ)」という名前をご存知ですか?平家物語巻第九に宇治川という章があって源頼朝に有名な馬が二頭いて・・・とお話が進んでいきます。馬の名前がちゃんと残っているってすごくないですか?この時代、庶民や女性は名前が残りません。藤原道綱の母って何ですか?彼女にも藤原○子という名前があったかもしれないのに。
 「蜻蛉日記」という世界に誇る日記文学を書いても公に記録されません。官吏だった息子の名からそうよばれるだけです。それを考えると馬なのに名前がついていてしかも有名だなんて、何とすごい馬なんでしょう。
 「宇治川の先陣争い」を延々と語っても仕方ないので省略します。多分、日本史や平家物語がお好きな方はよく知っているエピソードだと思うので。で、ここまでしつこく書いたのはジャーン、その有名な生唼はなんと青森県七戸の出身だったのです。実はインターネットで検索したところ出身地がたくさんあって自信がなくなり、「国史大事典」(吉川弘文館)を引いてみました。そしたらちゃんと生唼の見出しがあって「陸奥の七戸立の馬」と書いてありました。やった!
 次に「物語南部の歴史 原始・古代・上代編」に糠部の名馬、「図説青森県の歴史」に糠部の駿馬とあって見てみましたが、源平時代の名馬は結構、青森県産だったことがわかりました。
 というわけで、青森県はけして文化的にさいはての地ではなくて中央の歴史や文化を支えてきたのではないでしょうか?義経や頼朝だって青森県の馬がなかったら平家に勝てなかったかもしれませんよ。今更ながらそう思いました。糠部がどこにも負けない駿馬を育てたように、特産品、人材なにか羽ばたけるものがきっとあるはずです。



相撲のイラスト平成25年11月「悲劇は時に人を崇高にする」

 読書週間が終わりました。今回の展示は、本館は「五所川原にゆかりの力士たち」、金木の伊藤忠吉記念図書館は「ザ・時代劇」、市浦分館は「ザ・西部劇」でした。それらについて書きたいと思います。

 本館の展示は五所川原出身の二人の大関の存在が大きいです。江戸時代の柏戸利助と昭和初期の清水川元吉です。柏戸は津軽の果てから江戸に出てその頃は最高位だった大関になったのですからすごいですよね。錦絵に残る面影も、体格も立派で華やかです。吉原貸し切りの伝説なんか歌舞伎の舞台にしたいくらい。明るい、陽のヒーローです。
 対する清水川。立佞武多「軍配」のモデル。柏戸の順風満帆に比べれば悲劇のヒーローとも言えます。一度、小結まで出世したのに、素行不良で相撲界を追放され、父の命をかけた嘆願で復帰、大関にまで登りつめますが怪我のため横綱にはなれませんでした。没後、縁戚の方が語っていて、「生涯に二度、とても悲しいことがあった。一度は父の死。もう一度は東京空襲で妻子を亡くしたこと」と語っていたそうです。三度でなく二度なのです。
 私は「不慮の怪我で横綱になれなかった」もいれて三度の悲劇だと思うのですが、それを言わないところに男の矜持を感じました。勝負の世界では勝てなくなったのを怪我のせいにしてはいけないのでしょうね。父の死後、以前名乗っていた清水川米作を父の名前、清水川元吉にかえて大関になりました。妻子を亡くしたのちも追手風部屋で弟子を養成し静かな晩年だったようです。昭和42年67歳で死去。

 「ザ・時代劇」本を選んでいたとき、市川雷蔵の本が多いなと思いました。時代劇のスターとしては古くは鞍馬天狗に(嵐勘十郎)丹下左膳(大河内伝次郎)東映時代劇なら中村錦之助に大川橋蔵、黒澤映画の三船敏郎、ぞろぞろいます。でももしかしたら個人としての本は市川雷蔵が多いのかもしれません。37歳の若さで亡くなりました。それを惜しむ人たちが次々に雷蔵を書いたのだと思います。代表作「眠狂四郎」はもちろん他の追従を許さない気がしますが役柄が広く、時代劇だけでなく文学作品「破戒」「金閣寺」の他、ヤクザ映画や喜劇的な役も演じました。
 岩波ホールの支配人高野悦子氏がとにかく雷さまのすべてが好きでかつて大映と訴訟することになったとき、雷さまに嫌われたらどうしよう、やめようといって弁護士をあきれさせた話を書いています。
 美男で才能があり常に主役を演じました。現状に満足せず新しい演劇に挑戦しようとしていた時、発病し死去。養子だったので母親が3人もいたそうです。そういう複雑な生い立ちのせいかプライバシーはほとんど見せず、スキャンダルらしいものもありません。竹の群生の中を歩いていく眠狂四郎の研ぎ澄まされた姿だけを残して・・・。

 「ザ・西部劇」今はなつかしいものばかりです。西部劇らしい西部劇はもう作られなくなりました。リメークした「ローンレンジャー」は特撮映画みたいだし。日本映画でいうと股旅物でしょうか?義理と人情の世界です。「木枯らし紋次郎」とか「無用の介」とかは作者がちょうど西部劇世代なのではないでしょうか。チャンバラとガンファイターの違いはありますが。
 それと痩せ我慢の美学。「シェーン」は決闘で見事悪役を倒しても農民たちの元に残って鍬をとろうとはしません。馬に乗って去っていきます。ああいう流れ者の拳銃使いは手が震えるようになったらおしまいだからどうせ早死にするからね、というひどいことを言った人もいましたが。定住して妻子を持ってという暮らしに入れないのは確かでしょうね。
 ドク・ホリディもそのタイプ。OK牧場の決闘でワイアット・アープに加勢する賭博師。ワイアット・アープはいいのです。保安官だから。それに弟を殺された敵討ちだし。他のアープ兄弟も同じ。でも、他人のドク・ホリディがなんで加勢しなきゃいけないのか?友情ですかね。それともニヒリズム。ドクという愛称は歯医者だったから。結核の転地療養のため西部に来たらしいのですが。賭博と拳銃の方にのめりこんだみたいです。気障でスタイリストのドクに言わせれば「気が向いたから」「あまのじゃくだから」でしょうか。ドク・ホリディのかっこよさ、汚な造りのカウボーイもいいけど、いい服を着て決闘におもむく心意気に乾杯!



本のイラスト平成25年10月
     「五所川原市の地名」進んでます

 「五所川原市の地名」は第3回の編集会議を終え、試作原稿があがってきました。役得で読ませていただいたので、皆様にも経過報告をいたします。
 
 執筆者の皆さんはほとんどが郷土史研究家、歴史の専門家です。地名と歴史がどうつながるのか、疑問に思われた方もいらっしゃるでしょうが、そもそもこの本が必要だと思ったのは小学生の質問です。
 
 「なんで私の家があるところは本町なの?」
 
 聞かれてもちょうどよく書いてある本がありません。由来というのでしょうか。どうしてそういう地名になったのかが知りたいのです。それで今回、この本を作ることになりました。
 いつからそういう名前になったのか?ただいい加減に決めたわけではないでしょう。その証拠もいります。そうすれば何を調べるかというと歴史です。
 今回、私がすごいなあと思ったのは、私ども図書館に勤務しているものはそういう本が当館にあって五所川原市の変遷が書いてあるという知識はあります。たまたま調べものに使って虫送りについて結構書いてあるとか、お伊勢参りのことも触れているとか断片的にはわかります。でも、恥ずかしい話しですがほとんどの郷土史を全編通して読んだことはありません。
 ところが郷土史研究家の皆さんには市史や町史はバイブルみたいなものなのでしょうね。え、そんな所に書いてありましたっけ?という箇所をちゃんと見つけて下さるのです。すごいなあとしか言いようがありません。
 検地帳に関しても、検地イコール秀吉だと思っていました。申し訳ありません。税金を取るためにどれだけ田があって収益はどれくらいあるかは施政者の最大の関心事なのですから、藩政時代にも何度も行うのは当たり前です。今まで何で村名が「検地帳によれば」で始まるのかよく分かりませんでした。が、それが公式な記録なのだそうです。そこに村の名前があって石高とか何軒家があるとか書いてあったのです。そういう証拠をひとつひとつ丹念に拾い上げて、時代を追いながら、由来のエピソードを探しておられるようです。
 残念ながら検地帳に古くから名がある由緒ある村でも、由来は不明なものもあるようです。それらがひとつでも多く解明されれば、本として形に残ることによって今度は消えてしまうことなく次の時代の人達に伝えられていくと思います。
 まだまだ先は長いのですが、本ができるのを楽しみにしています。五所川原市に関わる自然地名、例えば岩木川なども取り上げると思いますし、大好きな通称名「ハイカラ町」の謎も解けるかもしれません。もちろん金木・市浦に関しても五所川原より古い地名もあるでしょうし、面白いエピソードも見つかるのではないでしょうか。



コーヒーのイラスト 平成25年9月「コーヒーと図書館と」

 たまたま、家で読んだミステリーがアメリカの古本屋を舞台にしていました。アガサ・クリスティなどの初版本と新しい本を両方取り扱っています。外見はホームズのベーカー街の家そっくり。中は本棚はもちろんですが、居心地のいい椅子があり、無料のコーヒーとクッキー・・・え!ここで私は手が止まってしまいました。いいの?買ってもいない本を読みながらコーヒーとクッキーだなんて。
 確かに、ゆったりのんびり、コーヒーと本を楽しむのは至福のひと時かもしれません。でも、それはご自分の本だから許されるのではないでしょうか。汚して泣くのは、汚された本と持ち主であるあなただけだから。私は心が狭い女なのでしょう。でも、自分の本でも、人の本でもコーヒーの染みやクッキーの油汚れのついた本は絶対にいやです。
 当館は、飲食を二階のコーナーだけに限ってお願いしています。階段を上がらなければならないのでご不便をおかけしていますが、以前、「新聞におせんべいのかけらがはさまっていて大変不快だ。」というご指摘を受け、飲食と本や新聞は完全に分けてご利用いただくようにいたしました。
 図書館はみなさんでご利用いただく施設です。複数の方に気持ちよく使っていただくために、お互いにルールを守って譲り合うことが大切です。静かにすること、期限を守ること、本を傷めたり汚したりしないこと、スマートな人間としてかっこよく使いましょう。
 自分でもハッとしたことがあります。私たちの祖父母の時代は、本や新聞をまたいだり、寝転んで読むと叱られました。飲食しながら読むことも品が悪いと禁じられていたと思います。それだけ本や新聞は大切にされていたのでしょう。今は自由に本が手に入ります。図書館から借りることも当たり前です。だけど、その分、本を大切にしなくなったとしたら、ちょっと悲しいですね。



ひまわりのイラスト平成25年8月
     「子どもの森へ行ってみませんか?」

 夏休みが始まる頃、毎年きちんと招待状が届きます。「子どもの森が始まりますのでおいでください」と。1年に1度だけお邪魔して、図書館の宣伝をしてきます。1度だけなのでラジオ体操の第二があやふやな私・・・。まあ、第一もかなりあやしいのですが。周りの上手そうな方を見ながら何とも無様な体操をしてきました。
 今年で第33回になるそうです。子どもたちのために世話人会の皆さんはいろいろな催し物を考えてくださっています。もちろん、読み聞かせ等に活躍するボランティア団体の方たち。神社や社務所の管理や清掃をなさっている元町町内会の方たち。たくさんの人たちの善意で子どもの森は成り立っています。
 そして主役はもちろん子どもたち。大人に何でもやってもらうのではなく、自分たちでできることは自分たちで。開会式の会場づくりや挨拶など役割を果たしていました。当館の本を選んで借りて貸出をする図書係も子どもたちです。宮沢賢治や星の本などなかなかいい本ばかり選びました。最初は上級生のすることを眺めていた低学年の子が次の年にはリーダーらしくなって胸を張って挨拶しているらしいですよ。
 私がいいなあと思ったのは、学年の違う子が協力しあうこと。昔は近所に子どもも多く集団で遊びましたから、自然に年齢の違う子を観察することができました。ガキ大将もいれば何かの技術にたけた子もいました。虫とり名人とか。学校は同じ年齢の子と付き合うことが多いと思います。でも夏休みに違う年齢の子と交流できるのはすごくいいことです。できるだけいろいろな人と交じり合えば自然と「みんな違ってみんないい」という価値観が生まれます。
 夏休み、出かける機会も多いでしょう。行事や催し物も目白押し・・・かな?でも、どこかでぽっかり何もない日があったら、ちょっと早起きして子どもの森に行ってみませんか?もちろん、昔、子どもだった人も参加できると思いますよ。



新聞のスクラップの写真 平成25年7月
      「五所川原関連記事スクラップ活用法」

 何でもパソコンで調べればいい・・・のでしょうか?でも、こんな便利で楽しいものもありますよ。それは新聞のスクラップです。古いものは昭和24年から平成13年までの東奥日報。東奥日報CD-ROM版を出してからは陸奥新報のスクラップです。時間がかかるため、今、手に取れるのは平成24年11月末日までですが。陸奥新報の紙面から五所川原に関係した記事を切り抜いて、スクラップブックに貼り付けてあります。貼り付けた記事の掲載日と見出しの一覧表も付けてあります。
 私は、この一覧表がとても役に立つと思うのです。たとえばひと月分見れば、その月の五所川原の動きが一読でわかります。ちなみに24年10月から11月は大きな犯罪もないし、地域活性化のためにいろいろな展示会や催し物を行っています。五所川原工業高校は創立50周年、五所川原農林高校は創立110周年でした。もちろん「五所川原写真クラブ」と入力してパソコンで見ることはできるでしょう。でも、見たい情報があらかじめ特定されていなくても一覧表を見ることによって感じることがあるはずです。文化的行事が多い季節ですが、何か特徴はないでしょうか?女性や高齢者向けが多いか少ないか、若者をひきつけるかどうかとか・・・見る人によっていろいろな情報が引き出されると思うのです。
 どうぞ、ご覧になってみてください。もちろん、確かその頃、こういう記事があったはずだというヒントにもなります。新聞ひと月分から探すのは大変ですが、切り抜きからなら探しやすいはずです。それと切り抜きがいいのは周辺の別の情報に目がいくこと。本棚と同じです。一冊の本にたどり着くまでの寄り道が楽しいのです。
 余談ですが、古いのは古いので、3丁目の夕日というか、「こういう時代だったよね」というノスタルジアあふれるものです。ご年配の方は懐かしいのではないでしょうか。ぜひ、お楽しみください。貸出等はできないのですが、コピーはできます。ちょっと昭和30年代へ行ってみたい方は、カウンターにお声をかけてください。書庫から出して参りますので。



賞状のイラスト平成25年6月「えっ!文部大臣賞ですって?」

 子どもの読書活動に取り組んでいる施設として2013年の文部大臣賞をいただきました。一番うれしかったことは、利用者の皆様から祝福していただいたこと。「新聞見たよ、よかったね。」この一言が何よりの勲章です。利用者の皆様ありがとうございました。
 そして読書推進にご協力いただいている学校を始めとした図書館協議会など関係団体すべての皆様、支えてくださった図書館関係及び教育関係の皆様、それから身内ですみませんが、五所川原市と教育委員会と図書館で働くすべての職員(図書館ができてから30余年ここに勤務したすべての職員を含めて)に感謝いたします。どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。
 受賞は小中学校への配本、おはなし会や地域の読書活動への協力、見学やインターンシップを積極的に受け入れていること、安全性や乳幼児を意識して児童室をリニューアルしたこと等を評価されました。これを機会にさらにサービスを強化していこうと思っております。これから以下のようなサービスも行っていきます。

対面朗読及び録音サービス(活字のままでの読書が困難な方へのサービス)
 
「ふらっと」配本(中高校生の立ち寄りステーション)

だっこでいっしょおはなし会(赤ちゃんへの読み聞かせ)

祝日全面開館

「五所川原市の地名」刊行事業

ホームページのリニューアル(誰にでもわかりやすいように)

新聞切り抜き等の情報提供

民間施設にポスター掲示

 できることから少しずつですので、地味な手作りっぽいものばかりですが、多分これが私ども図書館の持ち味なのです。民間委託ではなく直営であるおかげで、自分たちで提案してやってみよう、少しでもいい方向に進歩しようという職員の意欲の現れだと思います。
 ちなみに立派な賞状をいただきました。文部大臣の判子が押してあります。
 下村博文様、ありがとうございました。



地図のイラスト平成25年4月 
      「五所川原地名事典について、はじまり、はじまり」

 当館では、本年度から「五所川原地名由来事典」の発行に着手することになりました。実は地名事典は、長年図書館が欲しかったものなのです。
 昔から夏休みなどに「なんで栄町って言うの?」「松島町は誰が名前をつけたの?」と聞かれても答えられませんでした。まして、通称というのですか、有名な「ハイカラ町」の由来だってはっきりとはわかりません。それはどこも同じだと思います。金木も市浦も昔からの由緒ある素敵な地名はいっぱいあるでしょうが由来はきちんとまとまってはいません。
 そして恐ろしいのはそのまま放っておくともっとわからなくなって消えてしまうこと。大事な地区の名前がいつの間にか無くなってしまうなんて嫌じゃありませんか?事情があって例えばこういうきっかけで●●町と××町が一緒になって●×町になりました。それはいつのことでした、とわかっていればいいのです。そしていつ誰が調べようとしても調べられるのなら。
 それがうやむやなままにならないように一度まとめておくことになりました。目標は小学生から読めて大人にも役に立つ「地名事典」です。たいていのことが「・・・と言われている」とか「40年位昔からこう呼ばれていたらしい」とか「らしい」「そうだ」の羅列になるかもしれません。でも、「○○ということにより○▽町と言われるようになったらしい」とわかれば、まったく???の世界からは一歩前進だと思います。
 すべてこれからなので偉そうなことは言えないのですが、皆様のご協力を得ながら進んでいきたいと思っております。どういう形になるかまだ不明ですが、市民の皆様に情報提供の呼び掛けもするかと思います。五所川原地区、金木地区、市浦地区の主な地名がきちんと未来に残るように整理していくつもりですのでどうぞよろしくお願いいたします。

バナースペース

開館時間

火~金曜日 9:30~18:00
土・日・祝 9:30~17:00